誠に遺憾ながら、7月4日、リゾート開発予定地において、リゾート開発事業者による地鎮祭が挙行された模様です。
住民の意思統一がなされない中で、このような事態を防げなかったことにつきましては、まずは、リゾート開発の中止を望み当会に力をお貸し頂いている島民の皆様、全国の皆様に、お詫び申し上げます。
現在、当会は、竹富公民館との間で、3月31日の決議不存在確認等請求事件において、和解に向けた話合いをしている最中であります。ここにいたる過程において、星野リゾート星野社長は、「住民投票を実施することには問題がある」との発言を繰り返し、その結果、昨年8月24日竹富公民館総会決議により決定された住民投票が実現されず、3月31日の公民館総会決議、そして、今日の事態に立ち至っているものです。
このような状況において、リゾート開発工事が着手されるとなれば、竹富島の将来に大きな禍根を残すことになります。
当会は、これに対して抗議するとともに、事業者に対し、真の意味で島民の意思が決定されるまで、リゾート開発の実工事を行わないよう申入れを行う予定です。
竹富島憲章を生かす会 代表 上間 毅
私は法的なことに あまり詳しくないので 専門家のお話を聞きたいのですが・・・
現時点では「決議不存在確認等請求」が行われており、開発者側が言う「住民の合意」が
確定していないと思うのですが、そういう状況下でも開発に着手できるのでしょうか。
7月4日は 島民や島外の人々が 大切なデイゴを守ろうとチャリティ音楽祭を行った日。
多くの人が「自然を守ろう」との思いを強くしている同日に地鎮祭を行うなど、あまりにも
「人の心」に配慮の無い行動だと思いました。
このような事をする事業者に島を守っていく気持など全く無い事を示したものでは無いでしょうか。
非常に憤りを覚えます。