昨日の報道ステーション報道について

昨日のテレビ朝日・報道ステーションで、竹富島リゾート開発について報道がされました。
内容は、星野リゾートのプレスリリースどおりの内容を、リゾート開発者側にのみインタビューをして行ったものであり、一方的な内容でした。
今年の2月以降、竹富島のリゾート問題を巡るさまざまな報道がなされておりますが、全て賛成・反対の両方に取材をされていたようで、
反対している者の存在に一切触れないという報道は、今回が初めてです。
テレビ朝日・報道ステーションスタッフの報道者としての姿勢を疑います。
映像内容を精査の上、しかるべく対応を検討します。

総会決議不存在確認訴訟・9月21日弁論準備手続

平成22年9月21日午後1時30分から約3時間、従前の予定が変更されて、那覇地方裁判所石垣支部において、竹富公民館総会決議不存在確認訴訟の弁論準備手続期日が開催されました。
当会としましては、いったんは、9月16日の竹富公民館臨時総会の開催は、せっかくの中立公正な裁判所における話合いによる解決の機会を破棄するものであると受け取りましたが、再度、裁判所を交え、3時間にわたり協議をした結果、引き続き話し合いを継続することとなりました(次回期日は、追って指定)。
 
3時間にもわたる話合いをしていただくなど、本件の解決のためにご尽力を頂いております裁判官には心より敬意を表します。

9月16日竹富公民館臨時総会について

一昨日9月15日、当会代表上間毅は、上勢頭芳徳公民館長に対し、臨時総会の開催の撤回を申し入れましたが、遺憾にも臨時総会が開催されました。
 
昨日9月16日午後1時30分過ぎから約2時間半、竹富公民館臨時総会が開催されました。
 
当会代表上間毅は、住民投票の実施の必要性と、今回のリゾート開発の反対の理由を強く訴えましたが、「面前で取得された委任状と、面前での起立」という決議方法により、住民投票の実施は否決、リゾート開発計画には賛成という結果となりました。
 
票数は、いずれもおおよそ197対45であったと思われます。
(正確な数字は判明し次第ご連絡いたします)
 
ここに至る過程では、再度尋常でない圧力が加えられる等再度不公正な方法がとられておりました。
これについては、追って詳細を明らかにして参ります。
 
圧力は、リゾート推進者から、まずは本人に、次いで家族を通じてかけられ、人によっては「家族が壊れる」「家族が持たない」というほどの状況に至ります。このような困難の中においても、45名の住民が、総会において、権力者であるリゾート推進者の「面前での委任状の提出」を拒み、あるいは、「面前での起立」という方法での決議方法にもかかわらずリゾート開発計画に反対しています。強い意思ある45名の住民には、まず、心から感謝申し上げます。
 
正当な権利行使である訴訟を提起することは、「裁判沙汰」を起こしたとして徹底的に批判される一方で、水面下で犯罪的な方法で圧力をかけることは明るみにされず、見過ごされているのが今の島の状況です。
  
これまで当会は、裁判の進行の関係で、情報発信の面では相当注意して参りましたが、公民館側が、裁判所において決定した進行すら無視して、一方的にこのような方法をとった以上、当方とましても、今後、一切遠慮することなく、活動を行っていく予定です。

住民投票の実現のために~9月16日総会招集通知についてのコメント

疑問を呈する声も頂いておりますので、当会のスタンスを、今一度確認させて頂きます。
 
当会は、当初から一貫して、住民の真意を確認するために、自由に意見を言い合った上で、無記名住民投票を実施すべきであると主張しております。
これは、対面による委任状の取得や、挙手による多数決では、住民が真意を表せない島の状況が存在するためです。
 
昨年8月24日の公民館臨時総会では無記名住民投票の実施が決まりました。にもかかわらず、それが執行されず3月31日の公民館総会が開催され、多数の委任状、面前での挙手によってリゾート賛成との「決議」がされたのです。
そこで、当会はこの総会決議の不存在確認訴訟を提起し、裁判所を交えて協議を重ねた結果、9月21日には、竹富島現地において、中立公正な裁判所を交えて話し合うことが合意されておりました。
 
ところが、今回、竹富公民館は、その約束を反故にして、その直前のタイミングの9月16日に、再度、「対面による委任状の取得+挙手による多数決」という方法により、住民投票の実現を妨げようとしているということが今回の臨時総会の狙いと考えられます。
  
何度も申し上げますが、小さい小さい島の中のことです。様々なしがらみがあります。その中で、面前で挙手させるというのは、まさに、江戸幕府がキリシタンを見つけるために「踏み絵」を踏ませたのと同様、極めて野蛮な行為であります。何度も自分の意に沿わない挙手をさせられるご老人の姿を想像してみて下さい。私たちは、そのようなことを容認することは到底できません。
だからこそ、当会は、これまでもそうしてきたように、そのような方法で決議を取ることに対しては、徹底して抗議、対抗しているのです。
 
一回住民投票を行えば、すっきりするにもかかわらず、どうしてこのようなことを繰り返すのでしょうか。それは、住民投票を行えば、いままで覆い隠されてきた住民の真意が露見するからにほかなりません。
 
以上の理由により、当会は、臨時総会の実施の撤回を求めております。
明日、臨時総会が開催されるにせよされないにせよ、当会は、徹底してこの点を主張して参ります。
                                 代表 上間 毅

公民館からの臨時総会開催通知

昨日、臨時総会の開催通知が住民に届きました。竹富島リゾートの問題について、3月31日の決議と同じ議題があがっております。
 
しかしながら、これは、現在、司法の場で公正な解決に向けた話し合いがされている過程で、裁判官がわざわざ竹富島に来ていただけることになっている9月21日の直前のタイミングを狙ったものと考えられ、司法を冒涜するものであります。
また、結局は、今回の動きは、話し合いを放棄し、有形・無形の圧力のもとであたかも賛成多数であるかのような外観を整えるためのものと考えられます。
 
当会は、これに対して抗議するとともに、まずは、公民館に対し、臨時総会開催の撤回を申し入れる予定であります。

8月27日「日本景観学会大会」にて報告いたします。

8月27日及び28日の両日にわたり、石垣市にて、日本景観学会石垣島大会が開催されます。
 
うち27日には、以下の要領にて、「日本景観学会石垣島大会協賛市民フォーラム」が開催されます。
 テーマ:大型開発と景観について考える
 時間:午後7時~午後10時
 場所:大浜信泉記念館(沖縄県石垣市登野城2-70)
 
当会代表の上間毅は、4人の報告者の一人として、「竹富島憲章・大規模開発と景観」との題材で、ご報告をさせて頂くこととなりました。
この報告を通じ、一人でも多くの専門家の方が竹富島リゾート問題に関心を持って頂けますと、嬉しく思います。

総会決議不存在確認訴訟第2回弁論準備期日

8月13日午後2時から那覇地方裁判所石垣支部にて、竹富公民館に対する総会決議不存在確認請求訴訟第2回弁論準備期日が開催され、裁判官を交えた話合いが行われました。
その結果、次回は、9月21日に裁判官に直接竹富島に来て頂けることとなりました。非常に画期的なことであり、当会としては、裁判官の本件に対する取り組みに心から敬意を表する次第です。
 
次回期日
日時:9月21日午後1時30分~
場所:竹富島まちなみ館

本日(7月26日)発売の週刊朝日(8月6日号)に「竹富島のゆくえ」と題する記事が掲載されました!

本日(7月26日)発売の週刊朝日(8月6日号)の巻頭記事に
「星野リゾート、着工へ 竹富島のゆくえ」
と題する、竹富島リゾート開発に関する記事が掲載されました!
 
当会の主張にも触れて頂きまして、ありがとうございます。
 
竹富島の目を奪われるうつくしい写真が満載され、また、事実経過、問題点が端的にまとめられております。
「失われたものは戻らない 島の将来は、我々の手に…」との末尾の言葉がたいへん印象的です。
 
皆様も、是非ご一読下さい!
 

7月4日地鎮祭

誠に遺憾ながら、7月4日、リゾート開発予定地において、リゾート開発事業者による地鎮祭が挙行された模様です。
住民の意思統一がなされない中で、このような事態を防げなかったことにつきましては、まずは、リゾート開発の中止を望み当会に力をお貸し頂いている島民の皆様、全国の皆様に、お詫び申し上げます。
 
現在、当会は、竹富公民館との間で、3月31日の決議不存在確認等請求事件において、和解に向けた話合いをしている最中であります。ここにいたる過程において、星野リゾート星野社長は、「住民投票を実施することには問題がある」との発言を繰り返し、その結果、昨年8月24日竹富公民館総会決議により決定された住民投票が実現されず、3月31日の公民館総会決議、そして、今日の事態に立ち至っているものです。
  
このような状況において、リゾート開発工事が着手されるとなれば、竹富島の将来に大きな禍根を残すことになります。
 
当会は、これに対して抗議するとともに、事業者に対し、真の意味で島民の意思が決定されるまで、リゾート開発の実工事を行わないよう申入れを行う予定です。
 
                    竹富島憲章を生かす会 代表 上間 毅

総会決議不存在確認訴訟・第2回口頭弁論期日

6月30日午後3時から那覇地方裁判所石垣支部にて総会決議不存在確認訴訟の第2回口頭弁論期日が開催されました。
相手方からは、6月23日付第1準備書面と関連証拠が提出されました。
当会からはそれに反論する6月29日付準備書面(1)と関連証拠を提出いたしました。
 
引き続き、本件においては話合いが望ましいとの裁判所の意向を受けて、手続は弁論準備手続に付され、裁判所を交え、竹富公民館との間で、あるいは個別に、約2時間にわたり、話し合いがなされました。
 
次回は、8月13日午後2時~、再度話合いを行う趣旨で、弁論準備手続が行われることと決定されました。

6月19日川満竹富町長に誓願署名をお渡しいたしました。

6月19日午後3時30分~竹富町役場において、川満竹富町長と面談をしていただきました。
当会は、6月19日までに全国からお届けいただきました、合計4374名(!)の方々の、竹富島リゾート開発を中止させ竹富島の景観、文化を後世に残すための竹富島景観保全税条例の制定を求める誓願署名を、川満町長にお渡しいたしました。
ご署名にご協力を頂きました、全国の沢山の皆様方、本当に、本当にありがとうございました。
また、当会は、引き続き、署名活動を継続して参りますので、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
 
その後、約2時間にわたり、より広く環境協力税を含めた類似した条例の実現可能性等について、協議をいたしました。
話し合われた内容は、概要、以下のような点です。
・ 観点は違うが環境協力税については、自主財源プロジェクトチームにおいて構想の中に入っている。
・ 民間フェリー会社の理解を得る必要があること
・ 税額の水準について
・ 条例の導入範囲について(竹富町全体か、竹富島のみか)
・ 税金の使途について
・ 仮に土地を購入するとした場合の主体について(町か、その他の団体か)
・ そもそも星野リゾートに土地の売却の意向があるか
 
当会としては、これらの問題点について、当会の意見をお伝えし、同じ方向を向けるのであれば、是非、町と一緒に実現に向けて頑張っていきたいとの意思をお伝えしました。
 
このほか、リゾート開発に関し、川満町長からは、以下のお話をいただきました。
・ リゾート開発については、いけいけどんどんということではなく、島民のためになるかをしっかりと確認しながらやっていく。
・ 現在、町では開発協定書等の事業者との協定書の内容、実施状況に問題がないかを一つ一つチェック作業をしている最中である。これがまとまり次第、7月の上旬以降に事業者との間で協議をする予定としており、これについて整理ができるまでは着工はさせない。
・ 竹富公民館長に対しては、4月2日に来所した来たときに、事業者との間で、土地を12~3年後に返還すること等に関してしっかりと協定書を締結したらどうかという話をしたところ、竹富公民館長は、「分かりました」と言っていた。
 
これらの内容は、あくまで竹富島にリゾートは必要ないとの当会の立場とは異なりますが、当会は、これがしっかりとなされるかについても監視していきたいと考えております。
 
川満町長には、長時間にわたり貴重なお時間を割いていただきまして、ありがとうございました。

6月18日中山石垣市長と面談しました。

6月18日午後5時から、当会は、中山石垣市長と面談し、
1 竹富島リゾート施設に給水しないこと(竹富町がリゾート施設に水を供給した場合、市は給水を停止することができること)
2 竹富島景観保全税条例の制定に協力をしていただきたいことを要請いたしました。
 
1については、即断はできないため市として協議をするとのことでした。
2については、竹富町が独自にそのような条例を制定する場合には、石垣市としては反対することはできないとのご回答を頂きました。
 
石垣市長には大変ご多忙の中、面談の機会を頂きまして、誠にありがとうございました。
当会としましては、水の問題につきましては、引き続き重要な問題と位置づけて取り組んで参る予定です。

一次締切り終了。沢山のご署名をありがとうございます!引き続き、署名活動を継続します。

たくさんの皆様に、竹富島リゾート開発を中止させ竹富島の景観・文化を後世に残すための竹富島景観保全税条例の請願署名にご協力いただきまして、本当にありがとうございます!心から感謝申し上げます。
 
一次締切りの18日段階で、既に3600名以上の方々からのご署名をお預かりしております。
当初、1000名を目標としておりましたが、目標を大きく超える結果となりました。
本日ぎりぎりまでお待ちし、お届けいただいた署名は、本日、竹富町長にお渡しさせて頂く予定です。
 
当会としましては、今後も、署名活動を継続し、随時竹富町、竹富町議会に対して提出させて頂く予定です。
今後とも、どうかご協力くださいますようお願い申し上げます。

いよいよ明日、署名の一時締切りです。

全国から署名が続々と届いております。
本日現在、目標の1000名を大きく超える、2000名以上の方々の署名が集まっております。
署名にご協力を頂いた皆様、そして、先頭に立って署名集めをして頂いた皆様、
本当にありがとうございます。
 
当会は、6月19日に竹富町長と面談をさせて頂く予定です。
6月18日までにお届けいただいた署名は、この面談時に竹富町長にお渡しする予定としております。
 
また、当会は、引き続き、竹富町、石垣市、その他全国からの署名集めを継続し、随時、竹富町その他の関係各所に対して、提出させて頂く方針です。
リゾート開発を中止させ、竹富島の景観、文化を守るための竹富島景観保全税条例の制定に、引き続き、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

署名一時締め切りまであと4日(必着)!

署名にご協力いただきましてありがとうございます。
  
竹富島に竹富島景観保全税条例を制定し、竹富島リゾート開発を止める、請願署名の一時締め切りがあと4日に迫りました。
18日までにお届けいただいた署名は、19日~20日の竹富町長との面談にて、直接手渡しさせていただきます。
当会も、ラストスパートをがんばっています。
どうか、ご協力をお願いいたします!
 
 →「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い
<署名用紙>
 1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
 2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)

署名一次締切りまであと1週間!

リゾート開発を中止させ、竹富島の景観・文化を後世に残すための竹富島景観保全税条例の制定を求める請願署名の一次締切りの6月18日(必着)まで、あと1週間となりました。
当会としても、署名集めにラストスパートをかけています。
 
当会は、数少ないメンバーでではありますが、同日までの目標を1000名において、現在、署名集めを頑張っています!
 
どうか、趣旨にご賛同いただき、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
 
 →「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い
<署名用紙>
 1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
 2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)

6月10日・11日の八重山毎日新聞に当会の論考が掲載されました!

6月10日、11日の八重山毎日新聞に、当会の論考
「第4の集落」~星野リゾートは竹富島に本当に必要なのか
が掲載されました。
内容は、これまで当会が主張してきたものをまとめたものであります。
Web掲載の許可が取れ次第、本HP上にもアップさせて頂きます。
 
掲載して頂いた八重山毎日新聞に感謝を申し上げるとともに、
皆様のご理解を頂きますようお願い申し上げます。
 
竹富島リゾート開発を止め竹富島の文化・景観を守るための土地の買い戻し資金を捻出する目的の竹富島景観保全税条例制定を求める請願署名の一次締切りまであと1週間です!
 
竹富島リゾート開発を止めながら、リゾート開発をめぐる島内対立を止揚することができる可能性のある案です。
是非とも実現にご協力下さいますお願いいたします。
  
 →「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い
<署名用紙>
 1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
 2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)

神奈川県会議員長谷川先生のブログにご紹介いただきました!

沖縄に縁の深い、神奈川県会議員長谷川くみ子先生のブログに、当会のことをご紹介いただきました!
http://hase-kumi.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/68-beec.html
 
当会にご賛同いただき、署名活動にもご協力を頂けるとのことです。
当会とともに、是非、長谷川先生の応援もよろしくお願いいたします。
 
署名一次締切りまであと10日です!
どうか、ご協力をお願いいたします。
 
 →「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い
<署名用紙>
 1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
 2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)

署名締切りまであと11日!

竹富島リゾート開発を止め竹富島の文化・景観を守るための土地の買い戻し資金を捻出する目的の竹富島景観保全税条例制定を求める請願署名の一次締切りまであと11日です!
 
竹富島リゾート開発を止めながら、リゾート開発をめぐる島内対立を止揚することができる可能性のある案です。
是非とも実現にご協力下さいますお願いいたします。
  
 →「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い
<署名用紙>
 1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
 2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)

6月6日意見交換会終了!

6月6日の意見交換会は、東京郷友会の方々、専門家の方々、観光者の方々のご参加をいただき、活発な意見交換がなされました。
お忙しい中で、ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
この絆を大切にして、竹富島のためにしっかりと活動をして参ります。

6月6日(日)午後6時~ 東京にて意見交換会を開催します!

6月6日午後6時から、東京新宿にて意見交換会を開催いたします!
 
当会からは、これまでの活動についてのご報告、竹富島景観保全税の理念と具体的内容、今後の活動方針等についての説明を行わせて頂くとともに、今後の活動方針、活動内容について、意見交換をさせて頂きたいと思います。
 
日時・場所は、以下のとおりです。
  
日時:平成22年6月6日午後6時~
場所:手作り居酒屋 甘太郎 新宿通り店
   東京都新宿区新宿3-17-8 オリンピックビル8F
   http://r.gnavi.co.jp/g306029/
参加費:飲食代の実費(3500円程度)
 
当日は、公民館総会決議不存在確認訴訟を担当されている弁護士の先生にもご出席頂けることとなっています。
 
当会会員の皆様、東京郷友会の皆様、4月10日の東京集会に来ていらっしゃった皆様、竹富島が好きな皆様、たくさんのご出席をお待ちしております。
  
ご参加いただけます方は、会場の予約の関係上、6月5日午後5時までに、
info@taketomijima.org
まで、ご連絡くださいますようお願いいたします。

竹富島の協力金制度と入島税制度

本日の八重山毎日新聞のコラムで、竹富島の「協力金制度」(賦課金制度)をご紹介いただいております。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/16089/
 
記事では、公民館役員のことばが紹介されています。
 
(記事から引用)
公民館役員は「団体が来ても、バスで島をぐるりと回って1時間ほどで帰ってしまう。個人客が少なく、体感的に観光客は5割減っている」と憂う。このような状況が続けば、協力金にも影響しかねない。「いまは耐えるだけ」と厳しい。
 
当会が実現を目指す「竹富島景観保全税」は、リゾート開発予定地の購入資金を捻出するとともに、このような竹富島住民の負担を軽減し、観光者の皆様に、竹富島のよさを十分に堪能して頂いた上で、竹富島の景観保全の一翼を担って頂きたいというものです。
是非、この制度の実現のため、署名活動にご協力下さいますよう、お願いいたします。
 
 →「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い
<署名用紙>
 1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
 2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)

他の離島における入島税の実例

 沖縄県の他の離島においても、入島税導入の動きは広まっております。
 
 これらの島では、いずれも「環境協力税」として、入島者から100円を徴収しております。
・ 沖縄県伊是名村 2005年4月から
 http://www.okikosai.or.jp/shimatatei/34/34-38-39.pdf
・ 沖縄県伊平屋村 2008年7月から
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2008/080606_3.html
・ 沖縄県渡嘉敷村 2011年4月1日から
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02zeimu02_000022.html
・ 沖縄県座間味村 2011年4月1日から実施に向け検討中
 
 当会の提唱する景観保全税は、これらの環境協力税とは、「観光税」としての性格に特化している点で、違いがあります。竹富島の景観を観光資源として捉えたときには、公民館への賦課金の納入・毎日の道の清掃等を通じて景観保全に励む島民と、それを楽しむ観光者という構図となり、受益者は観光者の皆様となるためです。そこで、生活のために石垣島にわたる島民・竹富町民・石垣市民からは入島税は、徴収しないものとさせていただいております。
 
 また、税額につきましては、星野リゾートが実質所有する竹富島の83haの土地を買い戻すことが、数年で実現可能となるレベルで設定させて頂いております。
 是非、趣旨にご賛同いただき、署名をお願いいたします。
 
→ 署名用紙はこちら。
 「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い

署名集め頑張っています!

現在、当会は、「竹富島景観保全税条例」の実現のため、日本各地で、署名集めに注力しています。
島内では、各事業者への署名簿の備置を進めております。竹富島で署名用紙を目にした方は、是非、署名にご協力下さい。
→署名用紙はこちら。
 「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い

西表島ニラカナイリゾートの開業と西表島入域観光者数の推移

当会は、竹富島でリゾート開発がなされれば、竹富島のよさが失われ、観光者が減少するという認識をもっています。
 
これに対し、星野リゾートは、リゾート開発は、滞在型観光がなされれば、島の観光客が増え、島の持続可能な経済基盤の整備に資すると主張しています。
 
しかし、以下の表のとおり、西表島では、西表島ニラカナイリゾートの開業と前後して、西表島への入域観光者数が竹富島と逆転しています。
この原因は一つではないとは思われますが、西表島がリゾート開発されたことにより、西表島のよさが失われ、幻滅した観光客の足が遠のいたことが一因となっているのではないでしょうか。
 
<竹富町への入域観光者数の推移>

(基礎データ:竹富町HP http://www.taketomi-islands.jp/?cat=38)

「竹富島景観保全税条例」制定の請願署名のお願い

 当会は、リゾート開発を中止させ竹富島の文化を後世に残すための「竹富島景観保全税条例」の制定を求める請願署名集めをスタートいたします!(一次締切り:平成22年6月18日)
 
 当会は、3月21日の意見表明において、リゾート開発計画についての終局的な解決方法(いわゆる代替案)の一つとして、土地の買い戻しという方策を示し、購入資金は、全国からの寄付、事業者による観光客からの協力金の徴収、入島料構想等で十分捻出可能としました。
 
 以降、竹富島の土地問題を終局的に解決するためのリゾート開発予定地の買い戻し資金の捻出方法について、実現可能性等を慎重に検討して参りましたが、今般、「竹富島景観保全税条例」の創設による方法が最善との判断に至りました。この条例の実現可能性等の検討状況等につきましては、随時、HPにて公表して参ります。
 
 竹富島でのリゾート開発を止め、また、島内におけるリゾート開発に関する対立を止揚するため、この条例の制定に力を注いで参る所存です。
 そこで、竹富島住民はもちろん、竹富町、石垣市の皆様、そして、全国の皆様からの署名を集めさせていただいた上で、6月下旬に竹富町長及び竹富町議長に対して、正式に請願書を届けさせていただく考えです。
 是非とも、この請願署名にご協力くださいますようお願い申し上げます。
 
<竹富島景観保全税条例(案)の仕組み>

 
<竹富島景観保全税条例(案)> 
・竹富島景観保全税条例(案)(PDF)
 
<署名用紙>
1 様式1:「竹富島景観保全税条例」の制定と開発協定書の破棄を求めるもの(PDF)
*この署名用紙では、当会が平成22年5月17日に竹富町長に対して要請した、事業者との開発協定書違反に基づく開発協定書破棄についても請願するものであります。この点にご賛同頂けます方は、是非、こちらをご利用いただきますようお願いいたします。
2 様式2:「竹富島景観保全税条例」の制定を求めるもの(PDF)
*竹富島景観保全税条例の制定のみについてご賛同頂けます方は、こちらをご利用いただきます世お願いいたします。
  
<署名ご送付先>
〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町字竹富361番地
 竹富島憲章を生かす会事務局 宛
<お問い合わせ先>
 info@taketomijima.org
<署名締切日>
一次締切りは、平成22年6月18日ですので、同日必着にてご郵送ください。
<注意事項>
・コピーやFAXは無効となります。
・住所は番地まですべてお書きください。
・年齢制限はありませんが、日本在住の方に限ります。

5月20日決議不存在確認訴訟・第1回口頭弁論期日について

5月20日、那覇地方裁判所石垣支部にて、竹富公民館総会決議不存在確認訴訟の第1回口頭弁論期日が開催されました。
詳細は、以下をご確認ください。
  
当会代理人弁護士は、訴状を補充して、以下の各点を主張いたしました。
 竹富島には100年来の住民自治組織として竹富公民館があり、これまでは祭事の維持等に、非常によく機能していたようである。
 しかし、残念ながら、こと今回のリゾート開発計画については、竹富公民館の自治は完全に機能不全に陥ってる。一度公民館総会にて決議された住民投票の実施が執行されない、竹富島の中でリゾート開発について議論をしようとしても妨害がされる、さらには、訴状に記載したとおり地方自治法や公民館規約に違反した運営がなされている。
 この訴訟は、裁判所に正しい判断をお示しいただくことで、竹富島の自治の回復を目指すものである。
 
裁判所からは、自治の回復には、話合いが相応しいとして、今後の手続において話合いの場を設けたいとの意向が述べられました。
 
第2回口頭弁論期日は、6月30日午後3時~ と決定いたしました。

アンケートを竹富町長、竹富町教育委員会に提出しました

5月20日、5月19日までに皆様から頂いたアンケート結果とその全文(リゾート開発への賛否と島のよさについて)を、竹富町長と竹富町教育委員会に対して提出いたしました!
今後も、様々な要請にあたりまして、皆様の声を関係各所に届けさせていただきます。

5月17日の要請書全文

5月17日、当会が、竹富町長及び竹富町教育委員会に要請した要請書の全文を公開いたします。
⇒5月17日竹富町長、竹富町教育委員会等要請文(リンク)
 
要請は多岐にわたりますが、以下の点が重要です。
現在の設計図面は、建築予定のコテージ50棟の全てが、文化財保護法及び竹富町歴史的景観形成地区保存条例に基づいて定められる、竹富島景観形成マニュアルの数値基準に明らかに違反しており、全面的な書き直しを免れないものです。
 
当会は、竹富町及び竹富町教育委員会に対し、これを理由として町並み協定書を破棄するか、設計図面の全面的な書き直しをするかをを強く要請いたしました。
 

アイヤル浜にはウミガメも上陸します!

リゾート開発予定地のすぐ東側のアイヤル浜には、ウミガメも上陸します。竹富島では珊瑚のリーフが比較的狭くて上陸しやすく、かつ、十分な広さの砂浜のあるアイヤル浜付近にしか、ウミガメは上陸しません。
リゾート開発後も、このウミガメは、リゾート開発後も竹富島に立ち寄ってくれるのでしょうか。
これまでに当会が入手した資料による限り、開発者側は、ウミガメに関する何らの調査も対応も行っていないものと思われます。
 
(2009年11月11日のウミガメの上陸)
 

5月17日、竹富町長、竹富町教育委員会と面談にて要請しました。

当会と竹富島住民31人は、昨日5月17日、川満竹富町長及び町教育委員会事務局に対して、下記の要請を行いました。
http://taketomijima.org/?page_id=1822
 
1 竹富町歴史的景観形成地区保存条例19条に基づく教育委員会の指導に違反した2007年8月の伐採に対する違反の事実の指摘、開示、及び、事業者側への経過説明・報告、文化財・自然環境の保護対策の実施の要求を行うことを要請する。
2 石斧の発見された土地であること等から、町教育委員会は埋蔵物包蔵地に指定の上、徹底的な文化財調査を行うよう要請する。
3 下記の町並み協定書、開発協定書違反に基づく協定書の破棄又は設計図面の是正を要請する。
 ・ 設計図面が竹富島景観マニュアルに違反していること(建築可能最小規模、建築可能最大規模、建物(棟)の配置等)(開発協定書7条1項、町並み協定書2条違反)
 ・ 意匠形態について竹富島集落景観保存調整委員会の意見を尊重しておらず、竹富公民館の合意も得ていないこと(町並み協定書5条違反)
 ・ 既存樹木を必ずしも積極的に保存していないこと(町並み協定書7条1項違反)
 ・ アジラを積極的に保存していないこと(町並み協定書7条2項違反)
 ・ 自己の費用負担において必要な廃棄物処理施設を設けていないこと(開発協定書13条違反)
4 開発地域に生息するオオヤドカリなどの天然記念物、ウミガメその他の自然環境の徹底した調査の実施及び、具体的な保護措置を要請する。
 
また、開発者側が計画していると報じられている6月の工事説明会の前までに、回答をいただきたいと要請しました。
 
川満町長からは、以下のコメントを頂きました。
・ 竹富島は、全国、全世界的にも有名であり、その島自体が世界遺産として相応しい価値をもっている。
・ その中で、住民は「やっぱり作らなければよかった」と後で後悔することのないよう、将来に禍根を残すことのないよう、今回の要請にあるような住民が不安に思っていることはしっかりと解消するようしていきたい。
・ 既に町の担当各課に対して開発協定書、町並み協定書、給水協定書について1条1条問題がないかを確認しているところであり、不足があれば、事業者側と再度協定書を締結することも考えている。
・ ゴミの問題については既に事業者側に伝えてある。開発協定書を後退させるようなことはしない。
・ 公民館としても、開発者側と守るべきことをしっかりと約束をしておかなければならないのではないかと考えている。
 
当会としましては、あくまでリゾート開発に反対の立場ではありますが、現在の状況を考えれば、住民に正しい情報が伝えられた中で、住民投票の中で正しい民意が反映されるまでは、今回の開発計画が法令に基づき、また、遺跡や自然をこれ以上壊すものとならないようしっかりと監視をし、行政に働きかけていく予定です。

5月17日(月)午前8時30分~竹富町長と面談いたします。

5月17日(月)午前8時30分~
竹富町長と面談をして頂くこととなりました。
 
竹富町長には、既に一度、開発協定書違反の事実をしてきしておりますが、当会は、ここで星野リゾートによるリゾート開発計画が、町との開発協定書に違反していることから、それを理由とした開発協定書の破棄又はその是正を求めるとともに、2007年8月の教育委員会の許可条件に違反した樹木の伐採について、行政指導の実施を申し入れる予定です。
 
要請人は、当会及び当会メンバーを中心とする竹富島住民20数名となる見込みです。

本日、日テレの「news every.」にて竹富島リゾート開発問題が報じられました。

本日、日テレの「news every.」にて竹富島リゾート開発問題が報じられました。
日テレ「ニュース24」(リンク)
  
当会の主張にも触れていただいており、当会の代表も登場しますので、是非ご覧下さい。

まず、3月31日の総会決議の意味合いについては、以下をご確認ください。
http://taketomijima.org/?p=1607(3月31日記事)
島内にて、「島にリゾート開発が必要」と考えている人は、ごくごくわずかであり、リゾート開発がなくなって、困る人は推進派の中心にいらっしゃる方などわずかしかいません。
手段を選ばず「既成事実を作ってしまえばいい」のですか?私たちは、このような竹富島の自治の崩壊を看過できず、裁判を提起するとともに、住民投票の実現を目指し活動を継続しています。
  
星野社長の「竹富島の自然は西表の自然とは違う」「今回の計画は、排水等の面で環境に配慮した計画である」、「民宿との競合は起きず、民宿にもプラスにもなる」というご発言は、到底納得できるものではありません。
 
竹富島の自然は、規模は小さいものの、日本中のどこにもないほど一年中多種多様な蝶が飛び交い、また、天然記念物のセマルハコガメの生息が確認されており、希少生物のキシノウエトカゲ、オカヤドカリ、絶滅危惧種Ⅱ類(VU)のコキクガシラコウモリが生息している可能性が高くあります。それが、当会HPにて記載したように、何らの環境調査もされることなく2007年8月の樹木の全面伐採が行われてしまったのです。どうして、このようなリゾート開発が「環境に配慮したもの」といえるのでしょうか。
 
また、民宿との競合が起きないという根拠は、値段設定が異なるということのようですが、これまで竹富島では、リゾートに泊まることができる余裕のある観光客の皆様にも、民宿にお泊まりいただいております。この方々の一部は、リゾート施設に宿泊することになり、民宿は、リゾートがない竹富島が好きだったリピーターの数が減少するのと同時に、星野リゾートの苛烈な競争にさらされることになります。リゾート開発がなされて本来の竹富島の魅力が失われ、これまでの竹富島を愛していた人々が竹富島から離れていくことが予測される中で、そうした人々に利用されていた民宿の経営が苦しくなるのは当然のはずです。
 
これについて、星野社長は何らの根拠も示さず、「民宿にもプラスになると確信している」と言い切るのみであり、到底納得できるものではありません。
 
星野リゾートによるリゾート開発は、「島のため」になりません。
逆に、これまで島の人々が作り上げてきた島の文化(一例として、毎朝、島の人々が白い道をきれいに掃き清めていること)を単なる観光資源と捉えられ、これを利用しようとしており、また、リゾートは、島に強い差別意識を持ちこむことになることからも到底容認することはできません。
 
当会は、今後も、星野リゾートによる竹富島リゾート開発が中止されるよう様々な活動を行って参ります。

星野リゾートによる竹富島リゾート開発計画の町との開発協定書違反

星野リゾートの100%子会社である南星観光株式会社は、平成20年6月20日、竹富町との間で、開発協定書、町並み協定書及び上下水道給水協定書を締結しています。
 
しかし、現在建築確認申請中の竹富島リゾート開発計画の設計図面は、これらの協定書に多くの点で違反しています。
 
例えば、開発協定書7条1項は、南星観光株式会社は「竹富町歴史的景観形成地区保存条例に基づく竹富島景観マニュアルに違反してはならない」と定め、また、町並み協定書2条は、「宿泊施設の建設にあたっては、竹富町歴史的景観形成地区保存条例に基づく竹富島景観形成マニュアルを遵守するものとする。」と定めます。
 
そして、竹富島景観マニュアルB.1.1.(2)アの「建設可能最小規模」の項には、「本地区内(歴史的景観保全地区内)に立てられる伝統的な用途(農具小屋、フナヤー等)以外の建物については、小規模な家屋が並ぶ歴史的集落域内の景観との区別を明確にするため、建築可能な最小規模を設定する。すなわち、その建築物の主屋が、最大規模家屋(12.5m×11.5m)を視覚的に明らかに超える規模(15m×15m以上、建築面積225㎡以上)となるようにする。」とあります。
 
しかしながら、現在建築確認申請中の設計図面によれば、50棟の客室は、いずれも9m×7.5mにとどまり、明らかに上記の規定に違反しています。
 
これはほんの一例ですが、当会は、現在建築確認審査中の設計図面に、町との協定書違反が多数存在することを確認しています。
 
当会は、来週早々、竹富町長、竹富町教育委員会等の関係各所に対し、この協定書違反を理由とした開発協定書の破棄又は少なくともその是正をすることを申し入れる予定です。(5月11日現在、関係各所と日程調整中です。近日中に正式に申入れを行う予定です。)

5月1日東京郷友会有志の皆さんによる「竹富島リゾート問題を考える会」 が発足しました

5月1日東京郷友会有志の皆さんにより「竹富島リゾート問題を考える会」((呼びかけ人代表兼事務局亀井康平さん) が発足しました!
竹富島リゾート問題を考える会は、「リゾート問題について情報の収集、調査、研究を目的に活動し、リゾートは必要か否かを考え、島の発展のために微力ながらも貢献したい」という理念のもとに、東京郷友会有志の皆さんをメンバーとして発足した会であります。
 
既に活動を行われており、竹富島リゾート問題を考える会は、5月5日に、都内にて行われた、第85回 東京竹富郷友会総会において、ブースを設け、第63回の総会において決議されたリゾート開発反対決議文等を配付いたしました。
 
今後、当会は、同会と積極的に情報を交換するなどして、連携して活動を行って参ります。

活動報告

当会は、緊急に、平成22年4月21日に、環境省及び文化庁に対し、直接書面を持参してリゾート開発計画に関する自然環境面、文化財の観点からの要請を行っております。
また、当会は、同様の要請を、平成22年4月25日に、沖縄奄美自然保護事務所、沖縄県教育委員会に対して、郵送にて行っております。
現在、法的側面を慎重に検討した上で、関係諸機関に対する働きかけを行うべく、準備を進めております。
今後ともご支援のほど、お願い申し上げます。

総会決議不存在確認訴訟の請求内容

当会は、平成22年4月1日付けで平成22年3月31日の竹富公民館リゾート開発の賛成決議の不存在確認訴訟(那覇地方裁判所石垣支部平成22年(ワ)第38号事件)を提起しておりますが、これは、リゾート開発計画に関する公民館の決議の不存在を確認することを求めるもので、金銭的な請求を行うものではありません。
 
具体的には、以下の点を求めています。
1 被告の平成21年3月21日付け議会でなされた竹富島東部宿泊施設計画に関する開発行為について賛成多数で同意する旨の決議が無効であることを確認する。
2 被告の平成22年3月31日付け総会でなされた竹富島東部宿泊施設計画に関し住民投票を実施しない、竹富島東部宿泊施設計画に賛成する等の竹富島東部宿泊施設計画に関する一切の決議が不存在であることを確認する。
3 訴訟費用は、被告の負担とする。
 
にもかかわらず、竹富公民館関係者の一部には、訴状に「訴訟物の価額」欄に「320万円」と記載してあることからか、「上間毅は公民館に320万円請求してきた」という誤解が生じているようです。
しかし、上記の「3」にいう「訴訟費用」とは、通常は印紙代等せいぜい数万円であり、これは敗訴者が負担するという裁判上のルールに基づくものです。

島内・島外のみなさんは、どうかこの点に誤解のないようご注意下さい。

リゾート開発の発端に関する重要書面をアップしました!

「リゾート開発の発端・借金問題」のページを更新しました。

当会の主張する経緯が事実であることを示す一つの証拠をアップします。
これは、2007(平成19)年3月13日に、上勢頭保氏が國場組代表取締役に対して宛てたFAXです。
上勢頭保氏は、全国竹富島文化協会、全国町並協議会、N.P.Oたきどぅんの全国の支援者による竹富島憲章に則ったまっとうな土地の買い戻し運動を、「土地利用計画の危機」と断じています。これは、いったいなにを意味するのか。
そして、星野リゾートが、100%出資する、株式会社竹富土地保有機構が設立されたのは、このFAXのわずか1ヶ月後の2007(平成19)年4月13 日、土地の売買が5月15日、9億円の資金投入が6月13日です。
星野リゾート星野社長は、このような経緯を知って資金投入したのでしょうか?これを知っていたとすれば、その後のプレスリリース等による説明は欺罔に満ちた悪質なものといわざるを得ませんし、知らなかったとすれば、余りに拙速・稚拙な経営判断による資金投入といわざるを得ません。
いずれにしても、竹富島住民は、このようなお粗末な発端によるリゾート開発計画により、苦しめられ続けているのです。
 

zakzakサイトに掲載されました!

先日spa!に掲載されました、星野リゾートによる竹富島リゾート開発計画に関する記事が、zakzakのサイトに掲載されています。
 
「大バカ環境破壊計画を告発! 企業“時代遅れ”開発が止まらない」
http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20100428/zsp1004281603010-n1.htm

 
是非、ご一読下さい!

総会決議不存在確認訴訟第1回訴訟期日決定!

当会は、平成22年4月1日付けで平成22年3月31日の竹富公民館リゾート開発の賛成決議の不存在確認訴訟(那覇地方裁判所石垣支部平成22年(ワ)第38号事件)を提起しております。
今般その第1回口頭弁論期日が、以下のとおり決定しました。
 平成22年5月20日 午後3時30分~
当会は、この訴訟において、星野リゾート星野社長の「希望」するとおりに動いたリゾート開発推進者、そして竹富公民館の、法令に違反した不正な動きを、法廷の場で明らかにして参ります。

「竹富島の蝶の道を守る会」結成!

4月10日の東京集会にご参加いただきました、福島県会津在住の菅家博昭氏が、翌日から直ちに竹富島の現地調査をしていただき、そして、4月15日に会津の地で「竹富島の蝶の道を守る会」を結成され、活発な活動を展開していただいております。
当会としましては、菅家博昭氏の素晴らしい分析力と行動力に驚嘆するとともに、真の住民自治の回復と、竹富島憲章の尊重を活動理念とする当会の枠に収まらず、「星野リゾートによる竹富島リゾート開発に反対する」という共通の目的の下にのびのびと活動していただき、双方が意見交換をする中で、双方の活動をより有効に展開するという道が最善との意見で一致をみたという次第です。
竹富島では、3月31日の公民館総会において竹富島のリゾート開発に賛成したとされる住民も含めて、今回のリゾート開発計画に苦しめられており、この話がなくなって平常に戻ることを歓迎しない住民はほとんど皆無といっていいのが実情です。その意味で菅家氏の活動は、当会はもちろん、多くの竹富島住民が歓迎するところであります。
 
当会は、菅家博昭氏と知遇を得られたことに感謝するとともに、今後とも「竹富島の蝶の道を守る会」のご支援を仰ぎながら、その活動に遅れをとらないようしっかりと活動を展開して参ります。
どうか、当会とともに菅家博昭氏の主宰されます「竹富島の蝶の道を守る会」の応援をよろしくお願い申し上げます。
「竹富島の蝶の道を守る会」(リンク)

SPA!4/27号(明日発売)に竹富リゾート記事が載ります!

明日(4月20日)発売のSPA!4/27号に、竹富島リゾート開発に反対する記事が掲載されます!

以下、SPA! Webより転載。
http://spa.fusosha.co.jp/weekly/weekly00010304.php

「 大バカ環境破壊計画を告発!

企業の無謀な開発で豊かな自然が次々と潰されるのには、
もうウンザリ。竹富島(沖縄県)、北川湿地(神奈川県)を救え

多大な環境破壊をもたらす、企業の”時代遅れ”な開発計画が止まらない。マスコミでほとんど報道されないまま着々と工事が進んでしまっている、2つの開発計画の現場をリポート。一度失ってしまったものは取り戻せない。今すぐ後戻りしなければ、たいへんなことになる!!」

島内リゾート反対住民意見交換会

しばらく更新をしておりませんでしたが、着実に活動を展開しております。
昨日午後8時から、島内にて、当会メンバーを中心としたリゾート開発に反対する住民同士で会合を持ち、これまでの活動の報告、意見交換、今後の活動方針等を確認いたしました。
参加者は、合計25名です。今後も、この絆を大切にし、しっかりと活動を⒭展開して参ります。
今後もご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

会の活動方針について

一度会の方針を確認させていただきます。
当会は、竹富島の自治の回復という観点から住民投票の実現を目指しておりますが、決して、竹富島民以外の竹富町、石垣市にお住まいの皆様のご協力を拒んでいる、またはご協力を仰いでいないということは決してありません。
 
当会としましては、竹富島が90%観光で成り立っている島であり、したがって観光客の意向を無視して島の行方を選択することになれば、島の行く末を見誤ることになること、竹富島は国立公園、伝統的建造物保存地区として竹富島自体が全国的価値をもっていること、そして、竹富島が全国・全国民の癒しの島となり続けたいという想い等から、全国の広く全国からのご意見をお聞きしたで住民が判断する必要があると考え、観光客の皆さんをはじめとした全国民・全世界の声をお聞きさせていただいております。
 
しかし、当会が「観光客」の声のみをお聞きしたいと願っているわけではありません。むしろ、現に、生活環境を共通にしており、また、リゾート開発の功罪について体験されている、竹富町民、石垣市民の皆様の声は、是非、お聞かせいただきたいと考えておりますし、よりしっかりと島民の心に届くはずです。
また、当会は、リゾート開発に反対するという立場から、従前から行政に対する働きかけを行っておりますが、この観点からは、是非とも、竹富町、石垣市にお住まいの皆様方からもお力をお借りできますと大変ありがたいと考えております。
これまでの活動としては、数人の石垣市在住の方々から当会へのご入会を頂き、種々のご協力を頂くにとどまっておりまり、未だ、当会の活動として竹富町、石垣市にお住まいの皆様への働きかけは十分できておりませんが、今後も、同じ八重山諸島の皆様にご助力をお願いできればと考えておりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。
                              竹富島憲章を生かす会 代表 上間毅

東京竹富郷友会昭和63年5月22日特別決議

4月10日東京集会において発表しましたとおり、東京竹富郷友会は、昭和63年5月22日、株式会社南西観光によるリゾート開発計画に対し、反対の特別決議を行っております。そこで、示された内容は、当会の考え方と軌を一にするものであります。全文をご提供いただきましたので、謹んで、ここに掲載させていただきます。
 
特別決議 『竹富島憲章』に立脚した島興しのために
 東京竹富郷友会は、この度南西観光株式会社のリゾート開発計画が明らかになり、しかも既に開発許可申請が沖縄県知事や竹富町長に提出され、竹富公民館の意向によって決定する段階まできているという事態を重視してきた。その事を議題として去る2月23日に開催された竹富公民館議会並びに調整委員会では結論に至らず、島民や郷友会等とも連絡をとりつつコンセンサスを得る必要があると決定したとの地元紙の報道に接し、竹富公民館長(当時)より資料を取り寄せ検討してきた。高那三郎竹富公民館長は、5月5日付で東京竹富郷友会の意見を聴取したいという文章を発出してきた。その要請を受けて私たちは今日、これまでに検討してきた結論をまとめ次の通り本会の総意として決議する。
(1) 南西観光(株)のこの度の「リゾート開発計画」に現状変更行為の同意を与える事に反対する。その理由は、この計画が『竹富島憲章』精神に反するからである。『竹富島憲章』の精神を貫くものは≪保全をすべてに優先される事を基本理念≫としている。そして、≪売らない≫≪汚さない≫≪乱さない≫≪壊さない≫≪生かす≫の原則を守ると宣言している。本リゾート計画は、どこをどう押してもその原則に違反し到底認めることは出来ない。次に本計画は、竹富島の活性化にはつながらない。本計画の計上するように収益を上げたところで潤うのは企業であって、竹富島が潤うわけではない。逆に竹富島の全体の景観を損なうことになるから、むしろ観光の魅力を失わせることになり逆効果となる。何故なら、竹富島の南の端、武佐志原から棚原、シュッサ、漢那地、それに東美崎を経て、細原、花城原、島の玄関ホーシの近くショールに到る東半分の約3分の1におよぶ。島の景観が一変することは明らかだ。町道アイヤル線から南半分はゴルフ場で、その北半分に観光農園、クアハウス、アーチェリー、野外劇場、野球場、ゲートボール場、リゾートホテル(200室)となっている。そのどこをみても竹富島らしいところはない。どこにもあるような大量に送り込まれた観光客をこなす施設である。東岬の風光の香る星砂の浜を切り刻んでマリーナをつくるという計画は最も象徴的でさえある。島の景観を殺して島を生かすなどごまかしでしかない。次に私たちが注目しているのはその資金計画である。約90億円、自己資金10億円、残り80億円が借入金である。南西観光(株)のいう自己資金とは一体何処からくるのか。南西観光(株)にはこのような資産はない。もっとも資本には持主の名前が書いてあるわけではないから、つまり資本に国境(島境)はないから、どこからどのように流れてくるのかがはっきりしない。しかも資本は、利潤を目的として投下されるのであって、竹富島の活性化のために役立てようというものではない。だから、資本の回収に全力を尽くす。最初は良いことずくめであるが、目的さえ達すれば後はどうなろうと資本の理論が優先する。小浜島のハイムルブシは良い例ではないか。
(2) 『竹富島憲章』には、≪われわれ竹富人は、無節操な開発、破壊が人の心までも蹂躙することを憂い、これを防止してきたが、美しい島、誇るべきふるさとを活力あるものとして後世へ引き継いでいくためにも、あらためて「かしくさやうつぐみどぅまさる」の心で島を生かす方策を講じなければならない。≫と宣言している。しからば、島を生かすとは何か。それは言うまでもなく、竹富島の自然景観と伝統文化を現代のくらしに生かすということである。竹富島は自然と文化の宝庫である。だが過疎と高齢化のために、文化を受け継ぐ若い力が乏しい。活力ある竹富島をどう築くかが大きな、しかも緊急の課題となっている。しからば、企業を誘致して産業を起こせばいいのであろうか。私たちはそうは考えない。ではどうするか。それは大変難しい問題であるが、竹富人の知恵を寄せ集めれば打開できると思っている。
(3) 「うつぐみ」の精神を今日的に発展させることである。まず『竹富島憲章』の精神を竹富人に徹底させること。石垣、沖縄本島、本土在の郷友にも徹底をはかること。コンドォイ近辺は土地投機の「地上げ屋」が横行しているというから、竹富島の土地は商売にならないということを毅然として示す必要がある。次に、竹富公民館と集落景観保存調整委員会の機能を強化して島興しの青写真をつくる。集落景観保存地区内の空き家や空き屋敷をもっと活用する。歴史的景観保全地区の開発については竹富島の景観が損なわれない範囲にとどめ、しかも竹富島全体が潤うような方法はないのか、利潤追求を第一としない社会福祉施設などのしっかりとした所に経営させるようにした方がよい。調整委員会には3郷友会の代表や竹富島を愛する学識者も構成メンバーとしてもらいたい。財政的にも力を持つ必要がある。歴史的景観地区保存基金なども自治体に働きかけて条例化させていく運動が大事である。竹富島は竹富町の町並み条例に指定された地区であるから、行政にも積極的に働きかけ、勝手な開発を認めさせないようにしなければならない。以上のことを提案する。
わが竹富島、親島を今日のように、自分のものとしていとおしく、身近に思い、共に生きたいと願ったことがあったであろうか。
 私たちは、現に島に住むすべての竹富人、異郷でくらすすべての郷友、竹富島を愛するすべての人たちに呼びかける。『竹富島憲章』の精神に立脚した竹富島の島興しに立ち上がろうと。
 サンゴ礁の盆の島はいつまでもシキタ盆の気高さを失わない島として大事にしたいと念じて、私たちは東京竹富郷友会第63回総会の名において特別決議を採択する。
昭和63年5月22日
東京竹富郷友会第63回総会

4月10日東京集会のご報告

4月10日、東京集会「竹富島リゾート開発は「エコ」か?~星野リゾートによる竹富島リゾート開発について考える~」が無事終了しました。
当日は、100名近くの方々のご出席をいただきました。ご出席をいただいた方々、本当にありがとうございました。
新たに、衆議院議員瑞慶覧長敏先生、辻維周先生という強力な協力者、そして、多くの東京郷友会会員、観光客の皆様という強い推進力をいただきました。
懇親会から、二次会、三次会を行っていく中で、代表の考え、強い気持ちを伝え、また、竹富愛という一つの想いの下に、結束することができたと感じております。
運営面では、何事も初めての集会の開催とあって、会場設営、スケジューリング等で準備不足を感じましたが、この点につきましてはどうか温かい目でみていただけますと幸いです。これまでは、わずかな実働でやって参りましたが、今後は、作業を分担して、より組織的な活動を展開していきたいと思います。
東京集会にご出席いただいた皆様をはじめ、どうか、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
 
内容
1 開催趣旨の説明
 ・ 賛助会員上間龍から当日の開催趣旨(全国にリゾート問題を発信し、観光客をはじめとした全国の皆様の声を竹富島に届けていただきたい)について説明がありました。
2 リゾート開発計画の内容と経過の説明
 ・ 賛助会員上間龍から当HP掲載の情報にそって、リゾート開発計画の内容、これまでの経過について、報告がありました。
3 衆議院議員瑞慶覧長敏先生のご挨拶
 ・ 先生から今回のリゾート開発計画について問題があること、今後、当会にご協力いただけるとの力強いお話をいただきました。
3 竹富島憲章を生かす会の意見表明
 ・ 代表上間毅から、3月21日付け意見表明書にそって会の意見表明がなされました。
4 パネルディスカッション
 概要、以下のやりとりが行われました。
(上間毅)
・ この問題は、竹富島民問題だけの問題ではない。竹富島は、もはや竹富島民だけのものではなく、全国、全世界の癒しの里として、全国、全世界の方のものである。竹富島憲章を生かす会としては、今後も、竹富島が「癒しの島」であり続けたい。その意味で、沢山の観光客の方に、考えてもらい、声を届けていただきたい。
(辻維周先生)
・ 辻先生は、研究者としてあくまでも中立であり、環境調査は全額自費で行っており、それゆえ、事実を述べることができる。
・ 実際に竹富島周辺の海域の珊瑚の状況についての実地調査の結果、竹富島南半分の珊瑚は絶滅状態である。
・ その原因は、竹富島南端に位置するエビ養殖場の排水にある可能性が非常に高い。
・ 西表島のニラカナイリゾートについても実地調査を行ったが、海岸の浸食や、道路の陥没がすすみ、ひどい状況である。
・ 星野リゾートの排水施設は、比較的環境負荷の少ない、地下に汚水を浸透させる方法をとっているが、隆起珊瑚礁で出来ている竹富島地下には、レンズウオーターが存在しており、それが、竹富島で信仰の対象となっているミーナ井戸と繋がっている可能性が高い。繋がっていた場合には、信仰の対象となっている水が穢されることになる。
(観光客代表高坂勝様)
・ 仕事に疲れはてた人生の岐路において、竹富島に癒されたという竹富島との出会いのご紹介。
・ ホームページアンケート結果の発表
・ ホームページアンケートから心に残る言葉の紹介
5 質疑応答
 ・ 星野リゾート内定者からの訴え(星野リゾートには高い意識をもって入社した人がたくさんいるとのこと)
 ・ 星野リゾートの運営するアルツ磐梯における環境破壊の実情の紹介
 ・ 東京郷友会からの、平成9年当時の「南西観光」によるリゾート開発の反対決議の紹介。
 ・ 竹富町、石垣市に対する支援はよびかけないのか? →すでに町長や市長に対していろいろな働きかけを行っている。
6 ご協力のお願い
 ・ 会は一定の思想・信条を前提とするものではなく、「竹富島を愛する」という一つの想いの下に人があつまっている会。今後もご支援をお願いしたい。

4月10日東京集会終了!

4月10日、東京集会「竹富島リゾート開発は「エコ」か?~星野リゾートによる竹富島リゾート開発について考える~」が無事終了しました。
当日は、100名近くの方々のご出席をいただきました。ご出席をいただいた方々、本当にありがとうございました。
新たに、衆議院議員瑞慶覧長敏先生、辻維周先生という強力な協力者、そして、多くの東京郷友会会員、観光客の皆様という強い推進力をいただきました。
懇親会から、二次会、三次会を行っていく中で、代表の考え、強い気持ちを伝え、また、竹富愛という一つの想いの下に、結束することができたと感じております。
運営面では、何事も初めての集会の開催とあって、会場設営、スケジューリング等で準備不足を感じましたが、この点につきましてはどうか温かい目でみていただけますと幸いです。これまでは、わずかな実働でやって参りましたが、今後は、作業を分担して、より組織的な活動を展開していきたいと思います。
東京集会にご出席いただいた皆様をはじめ、どうか、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

島内でリゾート開発に反対を表明している事業者

(4/9誤解を招く表現を修正しました)
新聞報道等では、島内ではわずか19人の島民しか反対していないかのような報道がされています。
しかし、これが島の実態を表してるわけではありません。
明確に、反対の意見を表明できる事業者だけでも、以下の各事業者があります。
(4/12追記)なお、これはあくまで勇気をもって「明確に反対の意見を表明できる事業者」です。これ以外にも「反対だけれども対外的に意見を表明できない」「心の中では反対だけれども諸般の事情を踏まえると容認せざるを得ない」という事業者の方もありますので、その点、誤解なきようお願いいたします。
【民宿】
・のはら荘(野原義克副代表)
・大浜荘
・宿屋竹の子
・さぷな家
・ジュテーム
【食堂】
・しだめー館(上間毅代表)
・竹の子
・お食事処 かにふ
【バス】
・竹富島観光合同会社(石垣研哉事務局)
【水牛車】
・竹富観光センター
【レンタサイクル】
・竹富観光センター

4月10日東京集会、パネリスト・タイムスケジュール確定しました!

ついに、4月10日(土)の竹富島リゾート問題を全国に、そして全世界に発信する活動の第一弾・東京集会「竹富島リゾート開発は「エコ」か?~星野リゾートによる竹富島リゾート開発について考える~」の詳細が決定しました。
最後のパネリストは、竹富島観光客として竹富島に強い思い入れをお持ちで、また、「エコ」「持続可能な社会」について高い見識をお持ちの、高坂勝様に決定しました!
既に、多くの方から参加表明を頂いており、日本全国の英知が結集されつつあります。
 
竹富島で、いま、なにが起きているのか。日本の最後の楽園、竹富島でのリゾート開発についてどう考えればいいのかについて知ってください。そして、皆様の感じたところを竹富島に届けてください。
どなたでも参加できます。多くの皆様、マスコミ関係者の皆様のご参加をお待ちしております。
なお、引き続き、当日午後3時40分から約1時間程度、会の今後の活動について意見交換をするため、その場で意見交換会を開催したいと思います。軽くビールでも飲みながら、意見交換をしましょう!(参加費1000円)
 
竹富島リゾート開発は「エコ」か?
~星野リゾートによる竹富島リゾート開発について考える~
 
日時:平成22年4月10日午後1時30分~
場所:東京都品川区大井町きゅりあん7F(JR大井町駅前すぐ)
http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
 
【タイムスケジュール】
13:30 開会の挨拶、本日の趣旨説明
13:40 星野リゾートによる竹富島リゾート開発の内容・これまでの経過の説明
   :上間龍(竹富島憲章を生かす会賛助会員。竹富島出身。)
14:00 憲章を生かす会の活動報告、意見表明、島の状況の説明、今後の活動方針、皆様へのお願い
   :上間毅(竹富島憲章を生かす会 代表)
14:20 質疑応答・意見交換
14:40 パネルディスカッション
       竹富島リゾート開発は「エコ」か?
        ~星野リゾートによる竹富島リゾート開発について考える~
      パネリスト:竹富島憲章を生かす会 代表 上間 毅
            衆議院議員 瑞慶覧長敏 先生
            辻環境文化研究所 辻維周 先生
            観光客代表 高坂勝 様
      司会:上間龍(竹富島憲章を生かす会 賛助会員)
15:20 質疑応答 
15:30 閉会
* 糸数慶子先生は、最終段階にてどうしても日程の調整がつかず残念ながら今回は欠席となりました。
 
15:40~16:40 意見交換会(参加費1000円)

4月10日、竹富島珊瑚の専門家辻維周先生の参加が決定しました!

4月10日の東京集会に、近年、竹富島周辺海域の珊瑚の状況やアイヤル浜を含む砂浜の減少の問題について、精力的に研究をされている辻維周先生の出席が決定しました!
当日は、パネルディスカッションにて、いまの竹富島周辺海域の珊瑚の状況やリゾート開発がなされた場合の海域を含む周辺環境への影響について、説明を行います。
竹富島で、いま、なにが起きているのか。日本の最後の楽園、竹富島でのリゾート開発についてどう考えればいいのか、について知ってください。そして、皆様の感じたところを竹富島に届けてください。
どなたでも参加できます。多くの皆様、マスコミ関係者の皆様のご参加をお待ちしております。
 
日時:平成22年4月10日午後1時30分~
場所:東京都品川区大井町きゅりあん7F(JR大井町駅前すぐ)
http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
演題:竹富島リゾート開発は「エコ」か?
~星野リゾートによる竹富島リゾート開発について考える~
内容:竹富島リゾート開発問題の内容、経過の説明、竹富島憲章を生かす会の意見表明、パネルディスカッション、質疑応答
パネリスト予定者:瑞慶覧長敏衆議院議員、糸数慶子参議院議員(調整中)、辻環境文化研究所辻維周先生、竹富島憲章を生かす会代表 上間毅 その他現在調整中。

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